イノベーション・エンジンについて

カテゴリー future


どの時代よりも不確実性に溢れているのが
今の世だと思いますがみなさまいかがお過ごしでしょうか?


サブプライムローン問題に始まり
東日本大震災、欧州金融危機という先進国を
中心としたネガティブな問題が取りざたされる一方
新興市場として注目を集めるアジア、そして
EU、ASEANに習い繋がりを強めている南米諸国など
今、世界経済の再構築が行われています。


また、より身近な視点でみると
スマートフォンとLCCの普及により
オンライン、オフライン問わず
この世界はとても身近なものとなりました。


長い歴史を振り返ると漏れ無く
イノベーションというのは
このような大きな環境変化の中で
起こっているといいます。


ごく当たり前のことですが
新しい環境に最適化するためには
変化と進化が必要だということです。
そしてそれは僕達の祖先に対しても、そして
この地球上の自然にもあてはまることでしょう。




ダーウィンが残した「自然淘汰」という
言葉がまさにそれです。
この世は壮大な実験の産物であり
上手くいったものだけが生き残っているんですね。
見方を変えると僕達は上手くいかなかったものたちに
よって生かされているということにもなります。


なので上手くいかなかった事実は決して失敗とは言えずに
”これは上手くいかなかった”という「有益なデータ」となります。
その認識については新規事業開発の考えにも当てはまり、
「リーンスタートアップ」として十分浸透している
考え方と思いますので割愛しますが
(※旅についてもあてはまると考えてます。)
今回のブログでは、不確実性の高い世の中で自分自身の
人生という「実験」を促進させる要素について書きたいと思います。



スタンフォード大学の教員であるティナ・シーリグ氏は
それを”イノベーション・エンジン”と形容しました。
具体的にいうと、イノベーションには
・姿勢ー知識ー想像力という内的要因
・文化ー環境ー資源という外的要因があり、
これらがポジティブかつ密接に絡み合うことで
創造性が解き放たれ、個人やチームの変革が
もたらされるといいます。


例えば、僕は今、WEBサービスという手段で世の中に
インパクトを与えたいという想いに突き動かされながら
日々を過ごしていますが、そのキッカケも
上記のイノベーション・エンジンに当てはまると思います。
具体的にいうと
ワクワクした毎日を過ごしたい「姿勢」が
ソーシャルメディアを通じて人々の
考え方やノウハウなど、これまで見えなかった
世界を「知識」として知ることができ、
それと「想像力」を掛けあわし発信することで
知識、スキル、人脈という「資源」を持つ方々の
環境」下に身をおくことができました。
またそれは同じ姿勢を持つ人々の「文化」に
影響を与えることができるという流れです。


つまり、己の姿勢が知識に繋がり、
知識が想像力に繋がり世の中に影響を与えていくということです。
そしてそのプロセスは環境、資源、文化という外的要因に
影響を受けますし、与えもすると僕は思います。




発端となる姿勢(考え方)とは強力な力を持つもので
何事も「出来ると信じれば出来る」のです。
恐らく自然淘汰に打ち勝ち、失敗から学びながら
進化してきたものたちはすべからくこの姿勢を
持っているものたちでしょう。


私達人間がいるのもはるか昔の生命が
”生きる意思”を持っていたからだと思いますし、
Appleが世界を変える製品を出し続けられたのも
スティーブ・ジョブズの持つの出来るという自信と
彼自分だけではなく、仲間にもそう思わせた
現実歪曲空間の成せる技であると感じます。


そして小さなスタートアップが成功できる要因も
この出来るという”姿勢”が少人数のチーム間の中に
あるかないかによるでしょう。
また資金、人材、時間の”制約”というスタートアップ特有の
条件もそのチームの密度を濃くし、
生産活動をよりクリエイティブにするための重要な条件です。


個人、チーム問わずその制約条件をポジティブに使いながら
その”出来るという姿勢”に基づきつつ、あらゆるものへの
観察を意識して動けば効率良く”知識”を増やすことはできますし、
多様な人からアイデアを取り入れ、物事の組み合わせを変え
視点を変えて物事を見れば”想像力”さえも増強することができると
ティナ・シーリグ氏は述べます。


改めてですが、不確実性の多い世の中
明日を作るのは自分自身です。
周囲に合わせて生きているだけでは、
歴史上、消えていったものたちにならって
自然淘汰されるだけでしょう。
自身の作るべき未来をみつけ、変化と共に
能動的に動ける人々が次の時代を
創りだすことは明白の理です。


最も大変な課題は強い気持ち、姿勢を
持てうる問題を見つけられるかどうか
これこそ最大の問題だと僕は認識しています。


世の中の価値を問い続け、観察力を磨き、
多様な考えを受け入れる心を持つことが
それを見つけられる要因でしょうし、
またインプットとアウトプットの繰り返しも
必須だと思います。


僕自身、人と会って話し、本を読み、そしてブログを書くことで
周囲からも、また自分からも多くの影響を受けてきました。
今度は自分という人間をキッカケに
未来を創りだす人々が1人でも増えればいいなと感じてます。
そして今、そのための取り組むべきビジネスプランが
固まってきたのですが、一緒にやる仲間が上手く見つからず
ここ最近足踏みをしています。
もしご興味ある方はご連絡頂ければ嬉しいです。


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