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はい、いわゆる退職エントリーというやつになりますが、これから取り組んでいくことについてまとめたいと思います。 2016年2月末を最終出社日としてBASEを退職しました。2013年8月から正式に入社し、気づけば2年半、BASEを成長させるべく文字通り突っ走ってきました。

ネットショップを無料で簡単に作ることができるBASE、入社当時は3万人程度の利用者でしたが、様々な施策を重ね気づけば20万人以上の方々に使われるサービスとなり、メンバーも数名から今では40人以上とサービスとしても組織としても成長を続けています。

「スタートアップがしたい!」と声を荒げて2012年に独立した後、なかなか思うように構想していたサービスを立ち上げることができずフリーランスとして仕事をしていく中で出会ったのBASEです。

設立からたった半年の、若いメンバーばかりで勢いのあるカオスな状況の時からジョインし、とてもエキサイティングな経験ができました。マーケティングだけにかぎらずアライアンス周りや新機能のディレクションなど多くの役割を任せていただけたこと、たくさんの魅力的なネットショップオーナーの方々と出会うことができたことにとても感謝しています。

自分が作ったサービスという気持ちを持ちながらとてもワクワクした日々を過ごすことができました。特に主催をしたネットショップフェスタWEEKEND BASEなどのリアルイベントは大変だった分とても楽しかったのを覚えており、改めて考えるととても恵まれた環境だったな〜と強く実感しています。

BASE is 愛最終出社日にエントランスで。辞めるにあたって迷惑をかけてしまったにも関わらず、温かく送り出してくれました。

ネットショップ運営者にとって便利なツールを提供し、売上アップのお手伝いをしていく業務が主でしたが、最近からはショップの集客のサポートまでおこなうべくショッピングアプリの展開を推し進めていました。

株主でもあるメルカリ社からノウハウの共有など受けながら、本格的にアプリの成長に力を入れていくタイミングで一番面白いとも言えるこの時期に、なぜ僕がBASEをやめ次のチャレンジを行なうに至ったのか、その理由をまとめてみたいと思います。



なぜ沖縄での起業なのか?


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10年住んだ東京を離れ、3月から沖縄でデジタルマーケティングの事業を行なう「オキナワアイオー」という会社を作ります。まずはサンエーやオリオンビールなど県内企業のWEBマーケティングのサポートを行いたいと考えており、ゆくゆくは県外企業のお取り組みを視野にいれています。※ゼロからのスタートなのでFBメッセージなどでぜひ何かお仕事をご紹介して頂けると嬉しいです…!!(実績などはこちら

普通に考えればクライアントとなる企業は圧倒的に都内に集中していますし、最先端で活躍する優秀な人々やこれまでのお世話になった方々も多くいる東京で起業をしたほうが合理的です。それではなぜあえて場所を”沖縄”としての展開なのか?その理由としてはシンプルで、


もっと多くの人に”移動して欲しい”からです。


人生を通して成し遂げたい個人的なミッションとして昔から変わらずあるのが「全ての人々が好きなことをして生きていける」世の中にしていきたいという想いです。(4年前の退職エントリーでも同様のことをぶち上げていましたのも懐かしい思い出…笑)

そして、なぜ今そのような世の中になっていないかと言うと問題点として、”自分は何が本当に好きかわからない”と感じている人々が多いからではないかと思っています。

もっと自分らしく生きたいと考えつつも、何をすればいいかわからない、やりたいことがない、と感じている人、そして目の前の安定を求めていく中で、自分と向き合うことをを後回しにしている方も多いのではないでしょうか…

忙しい毎日の中、本当にやるべきことを見つけられずに、好きでもない仕事を盲目的にこなしていき、気づけばチャレンジできるタイミングを逃してしまうことが一番もったいないとことだと僕は感じています。(もちろんチャレンジに年齢は関係ないと思いますが、タイミングとして適切なものがあると思います。)

もちろん、「好きなこと(成し遂げたいこと)と仕事が直結していれば言うことなし!」ですが、そうではなく悶々としている方も多いでしょう。そして社会のシステムは安定第一で、目の前の仕事のことだけを考えさせ、そしてそのお給料で消費をひたすら促す仕組みになっているとも感じます。個々人がやりたいことを追求して未来のビジョンを描くべきなのにそうさせないような仕組みになっているんじゃないかなと。

やりたいことが見つからないという若者に対してホリエモンは「とにかく色んなことをしまくるしかない。いつ見つかるかは時の運です」と答えていますし、高城剛は「徹底的に何もやらなければいい、それでも気づけば何かやっているだろうからそれがやりたいことじゃないか」と回答していました。

どれもそのとおりだと思いますが、僕はもっと想像力を広げることでやりたいこと、好きなことの可能性が広がると考えています。その想像力、つまりイマジネーションを豊かにするための方法が”移動”です。



移動距離とアイデアは比例する


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僕の好きな言葉の一つに「移動距離とアイデアは比例する」というフレーズがあります。ネットや本からの情報や、音楽、映画、そして人とのコミュニケーションからも多くのインスピレーションを受けることはできますが、最も想像力(=アイデア)を拡張させるのに有効なのは五感全てを使う「体験」です。

例えばウユニ塩湖の魅力は、ネットで数時間かけてリサーチした人よりも、一度でも現場に行ったことがある人のほうがその素晴らしさの本質を理解しているでしょうし、音楽フェスがここまで盛り上がる理由も、行ったことがある人にしかわからないと思います。

移動距離が増えれば、自分自身しか味わえないユニークな体験の機会も増加し、そして五感全てからくるリアルな情報のインプットが身体に蓄積され、自分が行なうべきアウトプットの可能性がより広がるのではないでしょうか。

つまり、移動というアクションでアウトプットすることで、体験というインプットに繋がり、そしてそれは本当にやるべきこと、というアウトプットのキッカケに繋がると感じています。

息を吐かないと吸うことはできないように、まずは移動という小さなアクションを起こすことで自分の人生を考える正のスパイラルを作れるのではないか?個人的な仮説です。



沖縄から移動を増やす仕組みを作る


国際通り
好きなことをして生きていく世の中を作るというビジョンを達成するために、移動する人を増やすという手段は見えていたのですが、その領域で自分に何ができるのかと悶々と悩み続ける日が長く続いていました。

そんな時、ふと思いついたのが地元でもある沖縄の存在です。年間で770万人以上の観光客が訪れるなど、大きな魅力をもつ沖縄という場所。世界最大の旅行ガイド、ロンリープラネットで八重山諸島が「ベストシークレット・アイランズ」の3位にランクインしているなど世界的にも評価をされ始めている沖縄を通じて「移動する人を増やす仕組み」を作れないかと本格的に考えるようになりました。

歴史、文化、自然、そして独自の食文化をもつ沖縄、観光産業の他、ITにも力を入れておりWEB関係の企業も増えつつあります。

先にも述べたとおり、これまでの繋がりもある東京を拠点として起業をする方向で考えていたのですが、競合となるWEBマーケティングやクリエイティブエージェンシーは星の数ほどあります。また自分が全然移動していないのに「移動を増やす」ためにやるのはどうもしっくりきませんでした。それならば、いっそ沖縄で会社を起こしたほうが面白いのではないか!という単純な発想で、沖縄から様々なアプローチを仕掛けていくことにしました。

自身でいくつかサービスを作ったり、起ち上げ間もないサービスを成長させてきた経験、最新のアドテクノロジーやデジタルマーケティングのノウハウ、そして広告やソーシャルメディア等の運用実績など東京のマーケティングとテクノロジーの第一線で学んできたものを、沖縄に提供していき、さらにアップデートしていけるものと考えています。



モバイル時代に最適化した観光体験を


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まずは県内企業が抱える課題をインターネットを通じて解決することで、沖縄の産業発展に貢献していきたいと考えていますが、ゆくゆくは県内で活躍するスモールビジネスオーナーがかんたんに集客できる仕組みを作り、ガイド本にはないもっとディープな沖縄の魅力を世界にアウトプットしていく予定です。

美ら海水族館や首里城など、定番の観光スポットにもぜひ足を運んで頂きたい所ですが、自分がやるべきことは、沖縄で信念をもってやるべきことを行っているスモールビジネスオーナーの”集客”という課題解決だと感じています。

ガイド本に乗っている有名な場所ばかりではなく沖縄のユニークなお店、商品の価値、そして人の魅力までも知ってもらうことで、沖縄に足を運ぶキッカケとなってほしいと考えているのです。

ローカルを拠点としているクリエイターたちが世界中から人々を呼ぶという仕組みですね。BASEではネットショップへの集客サポートを行っていましたが、今度はリアルな集客課題をWEBを通じて解決していきます。

okinawafoodflea ※沖縄で定期的に開催されているOKINAWA FOOD FLEAというフードフェスなど理想的なイメージです。

スマホやソーシャルメディアをはじめとしたテクノロジーがより発達、普及していく中でこれから人々はもっと自分の価値観にフィットしたブランドを世界中から見つけるようになるでしょうし、そこでの消費を選ぶようになると思います。

これまではマスメディアによる情報のみで選択肢がなかったため、マス向けのブランド(チェーン店や有名観光地など)を選ぶのが一般的な消費活動でした。しかし今は違います。簡単に情報を得られ、ブログやインスタグラムなどでその商品に対する想いやストーリーを知ることができる時代、人々を動かすのはマスメディアや大手ブランドではなく、自分と同じ価値観をもつどこか地方の小さなお店だと思うのです。

それはBASEのショップオーナーさんを身近で見ていて強く感じている部分であり、小さなブランドとの繋がりは人に移動してもらう手段として有効であると確信を得ています。(もしよろしければこちらの記事もご覧になって頂ければ嬉しいです。)

理想としてはFacebookやGoogleなど、特定の趣味嗜好を持つ見込み顧客に自分のビジネスを紹介できる仕組みですがもう少し時間がかかるでしょう…、ゴールイメージは大きくあることにこしたことはありません!笑

どのような形になるかまだわかりませんが、いづれはスモールビジネスオーナーが簡単に集客できる仕組みを作り、それを通じて移動する人々を増やしたいと考えています。まとめると、WEBを活用した集客やブランディングという切り口から、観光という大きな産業をもっとよりよいものにしていくことが、今後僕が成し遂げたいビジョンです。



与えることは受け取ること、をモットーに頑張ります!


2012年に「起業する!」とクラッチを独立してからはや4年、前半はフリーランスとしてNHKなど数社をクライアントとしてWEBマーケティングのお仕事やセミナー講師などしてきました。そして後半は起ち上げ間もないBASEにフルコミットし、マーケターとしてオンライン・オフライン問わず様々な取り組みを行ってきました。

まさかこんなに早く沖縄に戻るとは思ってもみませんでしたが、東京でお世話になった方々への感謝を胸にまずはがむしゃらに頑張ります。「与えることは受け取ること、集中」という言葉を2016年の個人テーマとしていますが、そのスタンスでまずは価値提供ファーストでできることには全部全力で取り組んでいく気構えでやっていきます。

そういうことで、まずは新しい会社のブログのアウトプットから始めていますので、ぜひご覧になってみてください。→オキナワアイオーブログ

オキナワアイオー株式会社、まずは一人でのスタートですが移動する人を増やすために楽しく真面目にやっていきますので、ぜひ応援のほどよろしくお願いします!沖縄を拠点とするWEB関係の方々、そして僕にお仕事の相談をしてやってもいい、という方がいましたらぜひご連絡いただければ嬉しいです!( kinjo@okinawa.io

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