chaos


先日NHKのクローズアップ現代で伊藤穣一さんが
出演されていましたが、ご覧になられましたか?
前々から記事などを通して存じ上げてはいましたが
改めて型に囚われずにこの不確実性、つまり混とんに
満ちた世界を上手に、楽しく、刺激的に泳いでいる人だと感じました。


世界の変化が早くなっている今の時代、もはや地図は
役にたたない。必要なのはコンパスだ。
」と、
彼がよく”自分が何がしたいか”の例えに出すコンパスの
意味を強く認識させられたのが印象的でした。


また伊藤穣一さんはこの番組中で
君は”混とん”をもっと勉強したほうがいいよ」という
言葉を父の友人に貰い、それで全ての価値感が
180°変わったと述べていました。


joi

そのせいか彼の生き方も混とんそのもので
多くのインターネット関連の会社を設立し、
郵政省、警視庁等のIT部門委員を歴任するほか、
DJ、クリエイティブ・コモンズ議長、VC、また今では
MITメディアラボの所長を務めるなど
「何をやっている人ですか?」という問いに
一言では答えられない人物と言えるでしょう。


あらゆる分野に深く精通しているだけでなく、
リスペクトを集めコネクターとして活躍する姿には
同じ日本人として心底奮い立たされます。


比べるものではないですが、藤原ヒロシ高城剛なども
同様に「ある分野のエキスパート」としての顔を
もたずに多面的な分野で活躍する逸材だと僕の中では感じます。


hiroshi takashirotsuyoshi

例えば藤原ヒロシは音楽プロデューサー、DJ,
ファッションデザイナー、シンガーソングライター。
高城剛はDJ、映像クリエイター、テクノロジー、
広告、観光、農業、エネルギー関連の仕事に関わっている人物です。
高城剛に関してはここ最近イビザ島でのDJの傍ら
毎月のように著書を出していますしね。


伊藤穣一さんを含め彼らも自分の直観(コンパス)に従って
カオスに満ちた世界を、しがらみの多い社会や人に縛られずに
とても魅力的に生き抜いていると感じます。


彼らのような生き方を実践するコツとして
高城剛は”ハイブリッドスタイル”という考え方を示していました。
”ハイブリッド”と聞くとエコカーをご想像する方も多いかと思いますが
これは「2つのものを掛け合わせること」を意味する言葉です。
掛けあわせてよりよいものを生み出すということですが、
これは日本人が昔から得意としていることですよね。


そしてその”ハイブリッドスタイル”とは何かというと
ふたつの仕事やふたつのライフスタイルを持つこと」と表されます。


この理由について高城剛は以下のように述べています。

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「いまのお仕事とは別に、もうひとつ自分の好きなことをやるべきです。
それは、すぐにはお金を稼げないことかもしれません。しかし、目的は
お金を稼ぐ事ではなく、本当に好きなことを見つけて、そのジャンルのプロでは
なく、ハイアマチュアになることです。恐らく、中長期的に見れば、あらゆる
ジャンルのプロフェッショナルと呼ばれる人たちの仕事は減っていきます。
弁護士だろうとミュージシャンだろうと、すべてです。次の時代に生き残る人と
は、ふたつ以上のジャンルのプロフェッショナルもしくはハイアマチュアで
あり、ふたつ以上の地域で活躍できる人だと思います。」

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つまりハイブリッドスタイルがこれから求められる理由は
プロの価値が下落するから」と言えるでしょう。
ソーシャルで人々が繋がる今、どこの誰かわからないプロではなく、
友人の紹介や、自分が所属するコミュニティやネットワークに
属している顔の見える個人(ハイアマチュア)へ仕事が
流れていくというのは僕も身を持って実感しているところです。


自分の教室を開催できたり、
スキルを販売できたり、コミュニティをつくれたり
オンラインショップをつくれたりなど
事実、プロではない一般の個人がどの時代よりも
お金を稼ぎやすい環境が今、整っています。


新しいスキルでお金を稼げるようになるには
それ相応の準備が必要ですので、そこでまた重要なのが
自分が心から楽しんで取り組めることでしょう。


新しいモノをこれまでの自分と並列させたり、融合することは
今の混とんの時代、その交差点や乗り換え駅で迷いつつある
私達にとって、よりよい選択をしていく一番の指針になると言います。


concentrate

冒頭にあげた伊藤穣一氏も恐らくですが
一度好きになったことことは徹底的にやりこむ方でしょう。
(ゲーマーとしてもプロの域に達しているといいます)
周りの環境に流されずに、自分の心に従いながら、
圧倒的な集中力で自分で選んだ好きなことに取り組むこと。


そしてその分野については誰にも負けない強みを
育てていくことがハイブリッドスタイルに繋がり、
ひいては活躍の場を広げ、生き方も一箇所に留まらない
刺激的なライフスタイルを実現できるのではないでしょうか。
それは同時に混とんの時代をよりよく生きることに繋がると思います。


自分の直観を信じ続けそれに従う精神力
周囲のしがらみを断ち切る勇気こそ
これからの時代に最も必要な力かもしれませんね。


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