「127時間」を観た。

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映画「127時間」を観た。
ビックリした。本当にビックリした。
心をえぐられた。ここまで「生きること」を感じた、
「人間」を感じた、そして「エネルギー」を感じた
映画に出会ったのは初めて。


上手く表せないけど、人間の生命力はもちろん
宇宙の生きる力まで感じることができる体験ができた気がする。
僕たちが生きている宇宙という生態系の中で
どこから来て、今どう生きていて、そしてどこへいくのか。
それは自分しか知らない。自分の人生だから。
予め宇宙の原理に決められているかもしれないけれど、
強い想いがあればそれはどうにだってねじ曲げることができる。
全部自分次第だから。


だけど、そんな自由な人間でも一人では生きていけない
誰かを欲するし、欲しられたい。
人がいるから自分がいる。
自分をドライブさせる最も深い原因は人。
家族、恋人、友人、他人だっていい。


一人になったらよくわかるのではないか。
自分は127時間300リットル程の水と2枚のクッキーだけ、
乾き、飢え、寒さに耐えながら岩に挟まれるという
極限状態に追い込まれたらどういった反応をとるのだろう、
冷静に考えた上でアーロンと同じく小便を飲むのか、
それとも腕を自ら切るのか。
その選択も、決断も、行動も自分自身の
生きるという想いによってもたらせられるもの。


そしてその行動によってアーロン・ラルストンは
岩から抜けだした。


たまたま助かったんじゃない、
助かろうとしたから助かったんだ。
5日間ほとんど飲まず食わずで、最後まで
生きることを諦めずに腕を自ら切り落とすという
決断をしたから助かったんだ。


4日目あたりから見えてくる
家族や友人や昔の恋人の幻覚、そして子供の姿。
多分あの子供は未来の自分の息子の姿だろう、生きる生命力は
未来まで見させてくれる、そしてそれを現実にする。
人はつくづく人を求めるものなのか、
そして幻覚を見てまで未来を創るものなのか。
だからこそ辛い決断も出来た。


そして人は誰しも自分にとって何らかの
「岩」を心に抱えていると思う。
もしかしたらそれこそがこの映画のように
生きるためのエネルギーになっているかもしれない。
勇気を持った行動によってその岩を
ぶっ壊して自由を手に入れるのでもいいし、
(その先の大きな岩を求めて)
その岩をバネに毎日にレバレッジをかけながら
成長していくのもいいかもしれない。
(岩を大きくしていくと共に)
どちらも自分の選択次第どちらでもいいでしょう。
しかし一つだけ言いたいことは
その自分が抱える岩を知る必要があるということ。


それを知ってからこそ、より生きることができると思う。
繰り返すが、ここまで「生」にフォーカスされた映画は初めて。
人間は孤独で弱い存在というのも知った。
だからこそ岩を認識する必要がある。
あなたにとっての岩は何ですか?


※映画を見てモロ泣きしたまま書いたブログなので
ところどころおかしい表現があると思います。

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