沖縄に戻って1年、今だから振り返る起業や独立をしたら大切にしたほうがいいと思う3つの考え方

カテゴリー think

2016年3月14日に10年住んだ東京を離れて、はやくも1年経とうとしています。いや、本当に早かった、あっという間の毎日でダッーと駆け抜けてきたら気付けば1年経っていた、という感じです。

仕事関係のアテが何もないまま、Uターンとして沖縄に戻り半ばノリだけで起業するなど、1年前は本当に不安だらけでした(その時のブログはこちら)。

しかし当初予想していた以上に様々なチャンスを頂くことができとてもエキサイティングな日々を過ごすことができたなぁと今更ながら感謝の気持ちで一杯です。沖縄を代表する様々な企業のwebマーケティングのお仕事をはじめ、沖縄を代表するフェスのプロモーションや琉球大学での講義、さらには本の出版、イベントの主催などなど…

さらに今では月イチペースで県外にも仕事で行ける機会を頂けているなど、理想とする働き方に少しづつ近づいていけているのを実感しています。一方、振り返るとこの個人ブログを全く更新できておらず…汗

そこで今回は地元に戻ってちょうど1年という節目でもあるので、どういう考えのもとこれまで動いてきたのかをこのブログでアウトプットしておきたいと思います。



1.見返りを求めず、価値提供ファースト


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このブログの副題でもあるGiving is receiving、「与えることは受け取ること」という言葉が僕は大好きなのですが、振り返ると意識せず基本このスタンスでずっと動いていけてたなーという感じです。

お声がけを頂いたら喜んでお会いしますし、もちろん無料でノウハウなども全部シェアしていました。沖縄にはweb制作会社や広告代理店はたくさんあるのですが、ソーシャルメディアやコンテンツなどを通した継続的な顧客とのコミュニケーション作りの設計が弱く、その部分について積極的にアドバイスをさせて頂いていました。

どんな忙しい時でもセミナーのオファーは断らず、仕事とは全く関係なくイベントを主催したりするなど、面白いと思ったこと、そして自分を必要としてくれている方には全力で向き合うことを心がけていました。

するとやっぱり全く思いもよらないところからお仕事のお話に繋がったりするんですよね。もったいぶって出し惜しみするのではなく、みんながハッピーになるようにどんどんアイデアやノウハウをシェアしていく。

この世に「割りにあわない」ことはないんです、その時々に真剣に向き合えば巡り巡ってもっと大きなチャンスとなって返ってくる。もちろんワクワクしないものに対して無理して取り組むべきではありませんが、面白いと感じたらそこに対しては採算度外視のアウトプットを心がければいんじゃないかなーと思います。


2.行き当たりばったりでいいからガンガン動く



こちらのFacebook投稿からの引用ですが、この動画おもしろくないですか?波があるほうがその分距離が増えているにも関わらず、直線のものよりも早くゴールに到着するんです。でもまさにこの1年こんな感じだったなぁとしみじみ思います(笑)。

戦略なんてありませんでしたよ、ただ面白そうと思ったものに対してあっちこっち行っていました。もともとそれほど戦略的な人間ではないので、はたからみると効率悪くみえるかもしれませんが、今となってはそれでよかったんだと感じています(まだまだこれからの分際ですが..w)。

スピード感をもって、ガンガン振り切る。その時は非効率的なことだと思っていても後から振り返ると必要なプロセスだったと気づく、そういうことばっかりです。

最短でゴールにいくことを考えすぎず、直感に従って動きまくる、というのは独立したての段階では特に重要かなと思います。スマートすぎる人生よりもそのほうが面白いですよね。BASEにジョインしたばかりの数人規模の時もそうでした。0→1のカオスな状況が最高に楽しいと思ってしまうタイプかもしれないです。



3.予定を入れまくって悩む時間を作らない


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うまくいくかどうかわからない中での独立や起業、不安にならない人はいないと思います。僕もそうでした。なのでどうしたかというと、予定をフルで入れて悩む時間を意図的になくしました(笑)。 そういう時に暇になっちゃうと結果悩んで不安になってどうにもならないんですよね、ネガティブになるだけ(もちろん案件やサービス展開など具体的なプロジェクトに対して悩んだり考えたりする時間は別の話しですが)。

今後の方向性というのは考えた上で一歩踏み出しているわけなのに、踏み出した後にも考えすぎちゃうのは時間の無駄。いざやるべきフェーズに入ったらガンガンアクションを起こしていけば自然と道筋が見えてくるわけです。変に時間を作らず動きながら考えて、軌道修正していくべきなのかなと。

基本、情熱っていうのは行動の後についてくるわけで、留まっているところに情熱は生まれてきません。がむしゃらに動き続けていけば小さいながらも達成感も得られますし、ポジティブになれ自信も付きます。その積み重ね、つまりモメンタム(勢い)を絶やさぬよう動き続けること、変化をし続けることが重要だと思うわけです。

そういう理由でまとまった思考の時間を後回しにしてしまいブログの更新が滞っておりました(はい、これは言い訳ですw)。


以上3点、重複してしまっている箇所もありますがだいたいこんな思考でガッーと動いてきた次第でございます。

これから独立を考えている方などの参考になれば嬉しいです。オープンなスタンスで、たくさん寄り道して失敗して、ポジティブな思考ですばやく動く、そうすればどんな状況でも生きていると思いますよ。

おかげさまで様々な案件のオファーを頂き、日々新鮮な気持ちで取り組めてとても楽しいのですが2年目となる4月からは何かサービス作りも行っていきたいなーと思っている今日このごろ…飽きっぽい性格でもあるので色んなチャレンジをしてきたいですね。もっともっと人と会っていきたいと思っているので、ぜひお気軽にご連絡ください。


最後に、全く本文と関係ないですが最近から空撮にハマっているのでよかったらご覧ください(笑)。アイキャッチ画像も空撮した沖縄の海です。沖縄暖かくていいですよ〜、お越しの際はぜひお声がけを^^!!




Twitter:@illshin

Facebook:shin.kinjo

沖縄に戻って1年、今だから振り返る起業や独立をしたら大切にしたほうがいいと思う3つの考え方” への1件のフィードバック

  1. 太田耕平と申します。
    お忙しいところ失礼いたします。
    私は、1995年生まれの23歳です。
    沖縄で生まれ育ち大学から東京に来ました。
    現在は大学4年生で、内定をいただいたスタートアップでインターン生として、働かせていただいております。
    私も周りの多くの沖縄の友達や知り合いと同様に、沖縄が大好きです。
    起業もして宇宙にも行けたら良いなという目標と並行して、沖縄のためにも貢献したい気持ちも大きくございます。
    今回、金城さんを知った理由は、著書『お金2.0』を拝読していて、「琉球コイン」というワードを本の中で発見し、私はそれが初めて目にしたワードで、気になったのですぐにスマホから検索いたしました。
    その結果、トップ辺りに金城さんのサイトがあったため、読みながら、金城さんにも興味を持ちはじめ、ブログにもネットサーフィンいたしました。

    もし金城さんがこのコメントを読んでくださり、「いいね」と少しでも思える事がございましたら、私のメール宛に返信をくれると、私にとっては非常に喜ばしいことです。

    お忙しいところ私なんかが失礼いたしました。
    何卒、よろしくお願いいたします。

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